事業存続のために【スクラップ&ビルド】を完全実行しました

 

講演

■経営のリソースを大胆に転換
 当社(株式会社サヴァ)は、中国の南通市に日本向けのBPO企業を2011年に設立して7年の実績がありますが、決して平坦な日々ではありませんでした。
 2014年来、大幅な円安と、中国の給与・社会保険の急騰により収益が大幅に悪化し、経営が危機的な状況になると判断し、過去にとらわれずに経営リソースの転換を徹底的に行いました。
■大幅な固定費の削減と受注量を減らさず収益を改善
 2014年からに2年間で社員を1/4まで減らす目標を立て、給与、事務所費などの固定費を大幅に削減しました(現在は約1/10まで削減)できました。反面、季節変動(繁忙時、閑散時)にあわせ、退職者の活用とパートナー企業開拓を積極的に行い、年間作業量を減らさず、急速に円安が進むにもかかわらず、売上額はほぼ同額を達成しました。
■Closed System の運用で活路
 2014-16年は、経験を積んだ元社員を【在宅パンチャー】として活用する【Closed System】を採用することにより、目標を達成することができました。しかし、【収益改善】は達成できませんでした。
■Open System への展開により経営危機を克服
 2015-18年、大きなピーク(例えば、給報等)時の対応は困難の連続で、【元社員の在宅パンチャー】だけでは不足で、広く【一般の在宅パンチャー】を活用する【Open System】の必要性を痛感しました。
 パートナーと共同で【Open System】の開発・運営行い、現在、日中に35万人の登録者おり、365日24時間入力可能な状態を作り上げ、極端なピーク時の対応が可能となり、【収益改善】ができました。
■日本での実証実験完了(エントリー業務の日本語化完了)
 今春から沖縄で【日本向けOpen System】の実証実験を行い多くの成果があり、日本語化を進めてきました。本サイトでは、実務としての【給報】データの入力が可能であり、【実務エントリー】を実感し、データエントリー業務でご採用していただけるものと確信しております。